アーティスト

久保田巧
Takumi Kubota , Violinist

東京生まれ。4歳よりヴァイオリンを始め、福島幸雄、西島英子、外山滋、江藤俊哉の各氏に師事。 桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ディプロマコースに入学し、ヴォルフガング・シュナイ ダーハン氏に師事。
1983年第2回フリッツ・クライスラー国際コンクール第2位、第3回ミケランジェロ・アバド国際音楽コンクール第1位、 1984年ミュンヘン国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で日本人とした初めて優勝。 同年12月東京でのデビュー・リサイタル。ヴォルフガング・サバリッシュ指揮バイエルン国立 歌劇場管弦楽団をはじめ国内外で数多くのオーケストラと共演、リサイタルを行う 1987年から3年連続マールボーロ音楽祭に参加。1988年、ピアノのアヴォ・クユムジャンらとウィーン・ピアノ四重奏団を結成し、室内楽にも力を入 れている。1987年よりサイトウ・キネン・オーケストラに、また1990年水戸室内管弦楽団にも参加。 コンサートミストレスを務めるなど、中心メンバーとして活躍している。

1991年5月より1年間、カザルスホール主催のリサイタル・シリーズ「久保田巧ウィーンを弾く」に出演。 その豊饒な感性と卓越した技巧、そして音楽に対する情熱は他に比類がないと高く評価された。

1998年7月、新しいパートナーとしてピアニストのヴァディム・サハロフと共演。リサイタル・ツアーは 各地で好評を得る。

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